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2014/11/6
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PDCコラム/PDCインタビュー
<コラムVol.1> 歯科の王道を目指して
私は昭和48年2月に岐阜で生まれました。
父親は歯科医師、母親は歯科衛生士です。父方の祖父は老舗松島屋という鰹節卸売業、母方の祖父は歯科医でした。
したがって、私は変則型3代目歯科医師ということになります。
さらに、母の旧姓は高井、つまり高井同志が結婚したので高井歯科には結構な歴史があることになります。
父が養子であると勘違いする方も多かったようですが違います。
ある意味運命的な出逢いをした両親に愛情を持って育てられた自分ですが、特に母親は長男である私を歯科医師にするためにとても教育熱心でした。
私は2歳のころから能力開発センターに通い、公文・河合塾などにも通いました。
気付いた時には岡山大学歯学部に入学していました。
大学時代、知的好奇心を追及する喜びを教えてくれたのが、口腔細菌学講座の太田寛行先生(現・茨城大学農学部 教授)でした。
まだ学生で右も左も解らない自分に、穏やかに解りやすく諭してくれたことをよく覚えています。
歯科医師になったことを後悔したことは一度もありません。
今でも両親に素晴らしい職業に自然に就かせてくれたことを心から感謝しています。
私にとっての歯科医療の魅力は科学性と芸術性にあります。 医療の一環である以上、科学性がなくてはなりません。
診断や治療術式の細部にまで論理性が求められることも多く、時に辛くなったこともあります。
しかし、治療結果が良好で、その喜びを患者と共有できる瞬間には最高の幸せを感じます。
その最高の瞬間に魅了されてからは、歯科医療を学ぶことに全く苦痛は感じなくなりました。
今は、歯科医療の王道を歩みたいという気持ちが強く、
心優しいスタッフ、多くの王道を歩んでこられた諸先輩方、素晴らしい患者の方々、
その出逢いや共有できる時間が宝だと感じています。
このコラム・PDCインタビューでは、そういったいろいろな方々との出逢いをご紹介させていただき、
今の自分がどういった歯科医療を目指しているのかをお伝えできればと考えています。